ネットオークションと税金
経済産業省の調査によれば、メルカリやヤフオクなどのネットオークション市場は、１兆円を超える規模に達しています。
日用品を売る際に捨てるよりもメルカリやヤフオクなどのネットオークションを利用する人は多くいますよね。
雑貨や古本だけでなく、貴金属や自動車などの高級品も販売されており、多くの人が利益を得ています。
メルカリ販売の利益も確定申告
ネットオークションやフリーマーケットで利益が出る場合は、確定申告を行い、所得に応じた税金を支払う必要があります。
ただし、家具や家庭用品、通勤用の自動車、衣服などの日常生活に必要なものを売る場合は、所得税はかかりません。
ただし、売買目的で商品を仕入れて売る場合や、継続的に利益を得る場合は、税務署から指摘を受ける可能性があります。
また、30万円を超える貴金属や宝石、書画、骨董品などの売却には譲渡所得税がかかるため、全ての商品が非課税とは限りません。
各国税局には、ネットオークションやネット通販取引を監視する専門部署があり、違法な所得を捉えるために日々活動しています。
2022年には、なんと472件の税務調査がネットオークションやネット通販取引などに実施されました。
メルカリ販売で利益を得ている利用者の方は、確定申告には注意しましょう。
